ホームへ戻る > 注文住宅における動線の把握
家づくりにおいては住むだけでなく、動くことも念頭に入れておく必要があります。日常生活では家族全員が住宅内を動き回ることになります。その移動がスムーズに行えるような環境が求められるのです。
注文住宅の場合、部屋の数や広さ、設備の充実などに目が言ってしまいがちです。その結果、個々の部屋に関しては申し分ないものの、動線に問題が生じてしまう家ができてしまう可能性もあるのです。部屋から部屋へ移動する際の利便性も配慮したうえで注文住宅を建てる必要があります。
そんな住宅内の動線はおもに3種類あります。炊事や洗濯などを行う家事動線、トイレや浴室へと移動する衛生動線、それからリビングや玄関と各個室を結ぶ動線です。これらに加えて玄関から客間を結ぶ来客者用の動線も加える必要があるかも知れません。
ポイントとなるのはこれらの動線がゴチャゴチャにならないようにすることです。忙しく家事を行っているところにトイレや浴室に移動する人が入り込むような間取りだといいろと差し障りが生じますし、浴室から出た後リビングを通らなければ個室へいけないような環境も考え物です。
また、動線の距離にも配慮が必要でしょう。たとえば高齢者がいる場合には個室からトイレまでの距離を短くすることが求められます。それから動線の幅。具体的には廊下のスペース。朝の通勤・通学時間にはトイレや洗面所に家族が忙しく行き交うことになります。その動線部分のスペースが十分ではないと、混雑して余計な時間と手間がかかってしまうことにもなりかねません。注文住宅を建てる場合には各階における動線をよく検討したうえで全体の間取りを判断するようにしましょう。